iMX-100 256MB USBメモリー兼用 格安MP3プレイヤー

2004.06.22

このページでは、2004年5月に購入した、USBメモリーとしても、携帯型MP3プレイヤーとしても使える、innoAXのiMX-100のレポート記事を紹介します。

iMX-100 概要・スペック等

MP3プレーヤー
・MP3,WMAファイルの再生
・MP3:ビットレート :8Kbps〜320Kbps
・最大容量:256MB
・1スイッチで、ON/OFF,再生,停止,早送り,早送り,音量調節
・電源:単4電池1個 アルカリ電池推奨
・最大再生時間:アルカリ電池で13時間連続再生
iMX-100
USBメモリー
・USB1.1対応
・Windows98/SEは、ドライバソフトをダウンロード
 
付属品
・単4電池
・ステレオインナーホン
・WinRip ユーティリティソフトCD
iMX-100 付属品:本体,添付CD,電池,右にある袋に入ってるのは、インナーフォンとストラップ

iMX-100 購入店,購入金額

激安パソコンで紹介している、 パソコンショップの フェイスにて、\9495円で購入。他に買う周辺機器があったついでで、256MBのUSBメモリー並みの価格であったのを以前から確認していて、更に特価だったので、ここぞとばかりに購入した。 (※iMX-100の価格は更に安くなっている場合もあります)

iMX-100 MP3ファイルをコピー

 大雑把に言うと、以下の手順で、MP3プレイヤーとして使えるようになります。
1:裏蓋を開けて、極性を確認して単4電池を入れる。
2:パソコンのUSBコネクターにつなぐ。認識されない場合はスイッチを軽く押し、LEDの発光を確認する
3:Windowsのマイコンピュターに、新たに”リムーバブル記憶領域があるデバイス”などで追加される
4:パソコン内の他のフォルダから、iMX-100のリムバブルドライブにコピーする。
5:iMX-100をパソコンから取り外す。WinXPなどでは、安全に取り外すをクリック後に外す

iMX-100 MP3プレイヤー 操作方法

 ※以下、説明の上下左右は、手に持った状態での上下左右になります。
・電源オン:電源オフの状態で、スイッチを2秒以上押す。LED点灯確認で離す。
・電源オフ:電源オンの状態で、スイッチを2秒以上押す。LED消灯確認で離す。
・MP3再生:電源オン状態で、スイッチを軽く押すと、再生が開始される。
・音量調節:スイッチ上でアップ。下でダウン
・MP3選曲:スイッチ右で次の曲。左で前の曲。
・早送り:スイッチ右を押し続け、適当な所で離す。
・巻き戻し:スイッチ左を押し続け、適当な所で離す。
iMX-100は、親指1つで軽快な操作

iMX-100 ユーザーレポート

  まず、購入した最大の理由は、USBメモリーの感覚で購入できて、MP3プレイヤーとしても使える(ハッキリ言ってオマケ程度に思った)激安MP3USBメモリーである事もそうだが、決め手は、デザインだった。そぉカッコよいとか高級感があると言うのでは無く、情報家電と言うよりも、iMX-100の持ち方からして、ウルトラマンの早田隊員のベーターカプセルを小型化したようなデザインに、どことなくおもちゃやグッズ感覚のような、親しみの沸く、ややノスタルジックな感じさえもある印象があった事が大きいだろう。色は赤かオレンジかで迷ったが、最終的には、 赤にしましたが、実際に目で見ると、オレンジっぽい赤と言った感じだろうか。持った感じも、男性の手のひらならすっぽり納まるか納まらないかと言った、小さすぎず、大きすぎない手頃なサイズである事も好印象だろう。

MP3プレイヤーとしても十分に使える。

 殆ど、MP3再生に関しては期待して無かったのだが、音質もさほど悪く無く、付属のインナーホンも、携帯して常時持ち歩く事を十分に考慮してあり、インナーホンをしっかり固定した紐をタイのように首からぶらさげ、iMX-100本体にも、ストラップで紐と繋がるようになっているので、多少激しく動いたからと言っても、コードが外れたりと言う事は無い。当然、メモリータイプなので音飛びは発生しない。また、本体も軽く、SONY製の旧型のネットワークウォークマンも2台所有しているが、断然軽い。バッテリーも単4電池1個と、もし、無くなればコンビニでも買える手軽さが良い。

 唯一のデメリットは、僅かにノイズが乗る点だろうか。微妙に、”ジー”と言う音が出るが、これは音量の小さな曲で聞き取る事ができる程度で、音量を上げれば気にならない。また、全てのMP3ファイルでノイズが乗る訳でも無く、エンコーダーか、周波数か、何が問題かは不明。また、ディスプレイ表示や、レジューム機能も無いので、続きから再生したい場合にそれが出来ないのが不便かも知れないが、慣れれば、コントローラーの早送りボタンを連続押しで、簡単に選曲できる。目で確認して操作するよりと言うよりも、耳と指1本で、直感的に操作する感覚と言う所だろう。

 付属のインナーホンの音質の性能比較の為に、手持ちのオーディオテクニカ製の今は販売されていない高級タイプのインナーホンで再生してみた。当たり前だろうが、付属の物はそれほどの物では無い。一般的な携帯オーディオ付属のインナーホンと同等の音質と思ったほうがいいだろう。

iMX-100はストラップで繋がられていて、コードが外れない。

iMX-100に試しに外部スピーカーを接続してみた。

USBメモリーは、普通に使えるが、電池必須

 メインの用途のUSBメモリーとしての利用は、WindowsXPなどなら、パソコンのUSBコネクターに直結すれば、即座に認識され、マイコンピュータなどからすぐ使えると思う。98/SEなどはドライバをインストールすれば済む。上手く認識されない場合は、iMX-100本体のコントロールスイッチを軽く押すといい。また、少し残念だった点は、USBメモリーとして使う場合は、iMX-100には電池を入れておく必要がある点だろうか。電池切れにならないように、切り忘れし易い電源を、LEDが点滅していない、完全な電源オフの状態にしておく必要がある、

iMX-100 その他の気づいた点

 塩化ビニルか何か不明だが、USBコネクターのカバーは柔らかい樹脂成型の為、外れやすそうな印象だ。気になったので、カッターナイフで削って、外れ難いように加工した。

iMX-100 総評

 家の中なら、無線LANでどのパソコンからでも、家庭内ファイルサーバー(ホームサーバー)からMP3再生ができるし、車にもカーオーディオがついているし、旅行に行くにも、ノートパソコンでMP3再生ができる。ウォークマンが手放せない若い頃と違って、歩きながらでも音楽が必要と感じる生活でも無い。そんな私が、iMX-100を購入した理由は、冒頭でも述べたように、潰しが利くUSBメモリーであると言う事だろう。複数のパソコンで使う機会の多い重要なファイルは、セキュリティー を重視し、共有するファイルサーバーなどに置かずに、これに収めて持ち歩く事を前提に考えている。持ち歩くならば、MP3も再生できたほうがいいだろうと言う事で、これが、現時点ではベストチョイスだったと言うところだろうか。

しかし、実際の用途は圧倒的に、MP3再生になってしまっている。気づけば、奥様の好きな曲で埋められていた。眠つき辛い時に使うのだそうな。もう1個買う必要があるかも知れない。

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