TV観てます

2004.06.27

 この数日、特集番組もあって、PSXを使わずにTVをよく観てます。「ハリーポッター」「トゥームレイダー」は、殆ど観ずに、「未知との遭遇」 当時、映画館で観たのとは、全く違う作品を見てる気がして、不思議な感覚になる自分が面白くて、見ています。この作品は、映画館で上映されないと、作品にならない映画なんですよね。今のようなDVDどころか、ホームビデオも普及してない頃ですから、2次的な市場を意識した作り方をせず、視野に入りきらない大スクリーンの迫力と、地響き上げる大音響を、最大限に生かす為に作られた作品の1つだと思います。”巨大シャンデリア”のシーンは未だ出てきませんが、まさしく観ている者が、感動的な”未知との遭遇”をしたと思います。もう、27年前の話なんですね。

てな訳で観ました。『これでもか!』と言う感じの心憎い演出は、TVでは感じませんでした。エンドロールを最後まで見終えて、2度おいしいと言う”映画”ですし。ただでさえ、小さな画面とCMの入るTVで、何が良いのか良くわからない人もいるだろうに、あそこでカットされたら、余韻も何もあったもんじゃないですね(^^;

で、NHK火の鳥、最終回も見たんですけど、深夜の鉄人28号にしてもそうですが、今月の小6殺人事件辺りからの日記にもかかって来るんですけど、最近のアニメで、何か引っかかってた部分。何かが欠如している事。生命の永遠性とか命の重たさですね。

死ねば肉の塊。ぶっちゃけて言えばそうです。戦中はもちろん、戦後でも、列車の屋根や手摺につかまって移動するもんだから、振り落とされて死んでしまう。暗がりで何か踏んだと思えば、人の死体。人が死ぬのも虫が死ぬのもそんなに変わらない。昔の人間ほど、そんな事はわかっています。耳タコでよく聞かされました。でも、人の死がどうなのかと言う事と、人の命の重たさや、生命の永遠性は別の話です。霊的な話では全く無くても、『死して、なおも生き続ける何か』がある故に、子供向け番組でも死を描ける部分があったと思うのですが、今は『ショッキングな殺人場面』でしか無いようなアニメが増えたような気がします。

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