安物オーディオも楽しいもんだ?

2005.10.21

 最近、またまた何度目かのオーディオが趣味っぽくなってきています。と言っても、震災を乗り越えたアンプとCDプレイヤーベースで、昨今の携帯MP3プレイヤーは旬の今になって、私はとっくに飽きてます(^^;) もちろん、ヘッドンフォンやインナーフォンには貧乏独身時代にそこそこお金をかけて限定品クラスの良い物を買ってますので、解像度が高く粒立ちの良いパワーもある音で、スピーカーからは聞き取れない音色を幾らでも眺める事ができます。が、耳に何かをつけて聞くと言うのが面倒と言う事もありますが、スピーカーと人間の間の空気を伝ってここまで来る”間”や、周囲の音と混ざり溶け合った微妙な変化の具合に、最も重要なのは、生活の場との一体感と言うか、要は、耳で音を受けると言うのでは無く、生活空間、人間がいる風景に音楽を流すと言う事でしょうね。

あと、CDで聞いてます。楽なのでMP3やセンスの良いネットラジオを聞く事のほうが確かに多いし、パソコンも繋いでるんですが、アナログレコードのような30KHz以上のちゃんとした高周波が、低歪で出るCDプレイヤーで、一時期は大々的に批判された、いわゆるシャカシャカ音などが耳をすましても聞こえない環境で聞いてます。で、スピーカーのみ新しく買ったんですけど、これがまぁ、ご同輩のオーディオファンから白い目で見られかねない、1万円もしない安物スピーカーなんですよね(^^;) でも、このクラスでも、かなりいい音が出てたりするのが、今のオーディオ界の現実なのかなと。高級オーディオって、スピーカー1本で数十万円しますからね。もっとも、値段よりもとてもじゃないけど持ち上げられないほどの重さのほうにビックリですけど。

で、思うんですけど、若い時に、ちゃんと音楽を聞く時はイイ音のほうがいいです。デジタル化されて携帯オーディオでも手軽に20KHz近い粒立ちの良い音も出ますけど、いかにもデジタルな音ばかり子供の頃から聞いてると、どうなんでしょうか。耳触りでカクカクした音を、何とも思わない環境でいるとあまり良い事が起きないんじゃないでしょうかね。

深く心にしっかり届く、伸びやかでゆったりとした柔らかさと澄み切ったバイオリンの弦の振動や、演奏者別の定位が浮かぶ状況などは、普及価格帯の携帯型音楽プレイヤーやデジタル系ミニコンポなどではそうは聞けないように思います。

最近は、胎教音楽とかでアルファ波が出るので、モーツァルトがいいとか、同様に小田和正がいいだとか言う話がありますが、胎教のみで無く、いい音楽をちゃんと聞くのは普段の生活でも重要だと思いますね。

オーディオ初心者には、ジョーシン電気の音場空間なんかいいかもです。流石に安物オーディオはここには無いですが(^^;)

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